家出娘と一夜を過ごす~出会い系サイトで寂しさを埋める彼女

家出少女

夜の8時。ネットカフェで時間を潰していた彩夏さんは、今年高校を卒業しましたが、進学したわけでもなく、就職したわけでもなく、将来の方向も決まっていません。

 

昨日、その事で父親とケンカになり家を飛び出した彩夏さん。

 

所持金も手持ちがわずか、このネットカフェに今晩泊る事も出来ません。
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家に帰りたくても、まだ帰る気持ちになれない彩夏さんは、目の前にあったパソコンで、掲示板に書き込む。

 

『お金がありません。帰る家がありません。今晩泊めて下さい』

 

寂しい気持ちでいっぱいの彩夏さんは、友達にも頼ることもしたくはありません。

 

友達では、親に居場所を突き止められてしまうからです。

 

その彩夏さんが、書き込んだ掲示板は出会い系サイト。

 

掲示板を見た男性から、たくさんのメールが届く。

 

そのメールは、彩夏さんのカラダ目当てである事は、想像はつく。

 

そんな中で、一通のメールに目を止めた。

 

『僕も、家出してきて、それからこの街に住んでいます。同じような悩みがあるかも知れません。相談にのりますよ』

 

そんなメールが彼女のもとに届いた。

 

メールの彼も、彼女と同じ歳と書いてある。

 

何通かのメールで、彼の家に行く事になりました。

 

彼の家出の理由と、彩夏さんの家出はまるで違う内容で、彩夏さんは、自分はまだ恵まれていると、その時、感じたそうです。

 

家出中の彼、布団は1組しかありません。

 

「オレも、最初家を飛び出した時、金が無くて出会い系サイトで知り合ったOLの家に泊めてもらっていたんだよ」

 

優しく微笑んで、布団を彩夏さんに使うように差し出した彼。

 

「一人じゃ寂しいから、一緒に寝よう」

 

若い二人です。ご想像の通りになったのはおわかりですよね。

 

翌日、彩夏さんは「ありがとう」の置手紙をおいて、彼の寝ている間に自宅に帰りました。

 

彼が使った『優しい嘘』も、アリかも知れませんね。

 

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2011年3月7日

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